公立中高一貫校を考えはじめる
公立中高一貫校の存在は、息子くんが小学校入学前から知っていました。
公立中学、高校の復権。
リーダーシップの取れる人材の育成。
当時はまだ公立中高一貫校がスタートして数年、大学進学率も不透明。
それでも、6年間公立校と同じ学費で、私立並みの手厚い待遇が受けられるとあって、高倍率。
私立中受験のような、小学校の勉強とかけ離れた受験用の勉強をしなくても、小学校生活を真面目に頑張ってきた子が、何の対策もなしにポンと受かった!という噂も聞いていて、
一度しかない小学校生活の半分を、塾通いの勉強漬けにすることに疑問を感じていた我が家の教育方針と合っていたので、公立小学校入学時から、都立中受検を意識した勉強は(なんとなく)していました。
なんの対策もなしにポンと受かる・・・
この噂?のせいで、我が家の勉強方針はかなり迷走することになるのですが・・・。
開設から10年以上が経過した今、
その噂は昔の話で、公立中高一貫校とはいえ、今はしっかり受検(受験含む)対策をしてきた子ども達の戦いになっていることに気がつくのは、しばらく先なのでした。