5年生1学期・学習の記録
前回の投稿から時間が空いてしまいましたが、のんびりと受検勉強は続いています。
現在の勉強の記録(5年1学期)
・学校の宿題
・週2回の通塾(公立中高一貫校コース)の予習復習
・塾の宿題
・塾の先生の勧めで、予習シリーズ「4年計算」を毎日半ページ(計算ミスが多いので)
・7月から別の塾に週1回通い始めました。(作文・文系対策)
・作文の復習、宿題
・ベネッセ教材(チャレンジ本誌、オプション公立中高一貫校、オプション作文)
・市販の論理ドリル(国語)
・スーパーエリート算数2年生
・トップクラス問題集・国語
・ドリルの王様 漢字6年(先取り用)
・秋に英検3級を受験するので英検対策テキスト
これらを1週間の中でノルマをきめてこなしています。
一応曜日でやることを決めていますが、体調を崩したり、イレギュラーな事があったりと、予定通りには進まないので、その週の中で調整できるように管理しています。(本人が。)
以前投稿した、私の作文教室は今はストップしています。
忙しすぎて書く時間がとれなくなってきてしまいました。
代わりに、朝日小学生新聞(毎朝)と、読売こども新聞(週一)に必ず目を通して、読解力を鍛えるようにしています。
時事にも強くなる事を期待。
書き出してみると
全然のんびり、じゃないですね・・・
本当はのんびり勉強させたいのですが、志望校の安全圏内を目指したいので、比較的余裕のある5年生のうちに、やれるだけのことをやる作戦です。
こんなに忙しいのに、時間を決めてテレビゲームもやってるんですよ・・・
手前味噌ですが、お兄ちゃんは本当によく頑張っています。
頑張った分だけ成果が出ますようにと願わずにはいられません。
公立中高一貫校を知る会2019へ参加しました
2019年4月21日
公立中高一貫校を知る会が
東京都立白鴎高等学校で開催されたため、参加しました。
この会は、東京都の一部の公立中高一貫校の校長、教師、生徒が集まり、学校説明や個別相談をしてくれるというものです。
小学5、6年の児童と保護者が参加でき、事前に先着順で予約が必要だったので、年明けくらいから会場となる白鴎のホームページをチェックしていました。
例年すぐ予約が埋まってしまうようなので。
今年も最終的には予約でいっぱいになってしまったようですが、入り口で特に予約者のチェックはしていなかったような・・・?
念のため、予約確認メールを印刷していったのですが、必要ありませんでした。
午前の部に参加したのですが、8時45分受付開始で、8時30分に到着したら、すでに学校の周りに入場待ちの列ができていました!
そして道路には塾や模試の案内を配る方がたくさん。
鉛筆や消しゴムのおまけが入っているものもあり、つい貰ってしまう。
学校案内を入れようと持ってきたエコバッグ、開場前から荷物が増える!
時間になり開門し、順番に校舎へ入ります。
いちばんはじめに見たい学校別に誘導が分かれていて、わかりやすかったです。
参加している学校それぞれに、
学校説明タイムがあるのですが
・生徒が説明する
・教員が説明する
の2種類があり、それぞれ違う教室で開催されます。
さらに、
・教員による個別相談
・生徒による個別相談
(生徒プレゼンの後時間を取ってくれる学校もあり)
・各校長によるパネルディスカッション
があり、あらかじめ時間割とすべての開催場所は発表されているのですが、全部の学校の説明を見るのは、半日ではおそらく時間が足りないと思われます。
私たちも、かなりスケジュールを考えて動きましたが、
生徒による学校説明の開催時間が学校によってまちまちで、内容もあっさりなところと、じっくり説明する学校があったので、時間が読めず、スケジュール通りにはいきませんでした。
全部で4校の説明をみることはできましたが。
来年以降参加される方は、あまりスケジュールを立てず、必ず見たい学校だけを押さえた方がよさそうです。
私は実際に通っている生徒の話が聞きたかったので、各学校、生徒による説明を中心に見たのですが、
どの学校の説明もわかりやすく、生徒は堂々と話していて、皆、自分の学校に誇りを持ち、充実した生活を送っていることがありありと伝わって来ました。
第一志望の学校の生徒さんと10分ほど話させていただいたのですが、どんな質問にも的確にわかりやすく答えてくださり、逆に私がドギマギしていてなんだか恥ずかしかったです(^_^;)
私が聞いたポイントは
・学校生活、行事のこと
・宿題の量、大学受験の通塾は必要か
・この学校を受けるためにした対策
リアルなお話を聞く事ができて、とても有意義な時間でした。
各校長のパネルディスカッションでは、それぞれの学校の特色や、公立中高一貫校のいいところ、また、高校受験がない事で予想される中だるみについてなど、会場となった白鴎の校長が司会役で、各校長が意見を述べるもので、各学校のカラーが良くわかりました。
知る会、の名前の通り、ざっくりと各学校を比較する事ができました。
お兄ちゃんのレベル的にも、通える範囲を考えても、受ける学校は概ね決まっていたのですが・・・
いままで候補から外していた学校の事を、説明会でお兄ちゃんが気に入ったようで・・・
今年は学校説明会にも積極的に参加して、親子でよく考えようと思います。
模試の結果に一喜一憂・・・しない!!
4年生の2月に入塾して、
現在5年生の4月。
塾では、月に一回適性型の塾内模試があります。
大きい塾ではないので、母数は数百人です。
学習内容の定着というより、問題に慣れて解けないものを洗い出すためのテストです。
こちらのテスト、2月の結果は5割くらいの得点率だったのですが、
3月の模試で、総合1位を取ってきました。
作文だけで2位。
喜ぶお兄ちゃん・・・。
うん、喜ぶよね。私も嬉しいよ!!!
よく頑張ってるね!!!
と、とりあえず褒めて
中身を見てみると・・・
作文は、お兄ちゃんが得意そうなテーマ。ほぼ減点なくよく書けていた。
適性問題も、そこまで難しくなく、頻出問題が多い。
つまり、この問題との適性が良かった、ということ。
模試の結果は
それ以上でも以下でもなく。
ましてやまだ5年生、算数や社会の大物分野を習っていないのに、
この成績なら・・・都立中合格しちゃうんじゃ?なーんて過度な期待は禁物!
もちろん頑張りは褒めるけれど、決して慢心せず。
今回はいい結果だったけれど、目標は、どんな問題が出ても7割取ること。
模試はそのための穴埋めなんだよ。
どこが苦手で、復習が必要なのか、分析しようね、と声をかけました。
先日、公中検4月号も受検してみたのですが、こちらは半年に一回受検してみて、伸びや方向性を確かめる材料にしようと思っています。
でも、1位は素直に嬉しい!!!
この時がピークだったね、とならないようにしなければ。
(過去記事からお読みの方にはそろそろお分かりでしょうが、母は小心者かつかなりのネガティブです。)
受検を決めるまで④目指すは国公立大学!
受検を決めるまでシリーズ
今回で最終回です。
さて、公立中高一貫校を目指すためにプロ=塾の力を借りようと思ったものの、周りに塾が多すぎて、決めるのが大変でした。
行ける範囲の大手塾だけでも、両手じゃ足りないほどです。
個人指導の塾を入れたら、星の数になるのでは・・・なんて大げさに気が遠くなりながら、塾に請求した資料と、かかってくる案内電話の対応に追われる母(私)
気になったいくつかの塾に話を聞きに行き、体験授業もさせていただきました。
我が家流、塾の選び方を
偉そうにまとめてみます。
ちょっと辛口な事も言います。
①必ず体験授業をするべし!
結局、通うのは子供本人なので、必ず体験授業に参加させて、校舎の雰囲気や先生の教え方を子供本人に体験させましょう。
友達が通ってるからココ!なんて言語道断です。目標を達成できる場所であるかどうかを親も慎重に見極めましょう。
②合格実績を比較するときは母数も見よう
志望校に強い塾にはノウハウがあるのは間違いないですが、何人受けて何人受かったのか、その母数も比較しましょう。某大手公立中高一貫校に強い塾は、占有率が高いですが、通っている子供の数も多いです。宝クジを買えば買っただけ当選確率が上がるのは当然です。
③塾に何を求めるのか。
家庭でできることもあるはず。
集団なのか個別なのか、学習の進め方、内容、テストの頻度、先生の面倒見、通える範囲か・・・などなど、選ぶポイントは家庭によって違うはずです。
お兄ちゃんは苦手科目が無く、家庭では教えることのできない、集団の中で戦う力を身につけさせたかったので、集団形式の塾を探しました。
すべてを塾に丸投げするなら、もちろん要求される金銭も上がります。
経済的な事も考えて、塾にどこまでお願いするのか、家庭でできることは何なのかも考えるべきです。
④コスパも大事
これは持論なのですが、
国私立と比較して、公立中高一貫校の合格は全く読めません。
模試がどんなにできても、内申点が良くても、適性型の問題は、まさに当日の適性があるかで決まるためです。
公立中高一貫校は倍率も高いので、現実問題、ダメだった事も考えなくてはいけません。
前にも書きましたが、我が家では家族で何回も話し合って、第一希望は国公立大学合格!と決めました。
どんな進路に進んでもいいように、進路が決まっていない今だからこそ、上を目指す必要があることを話し合いました。
センター試験に変わる入試方法が不透明な今、我が家の経済状況から考えて、今できることは、公立中高一貫校を目指して勉強すること。
公立中高一貫校に受かれば次は大学受験目指して日々邁進、ダメだったらトップ公立高校を目指して、公立中学でまた3年間頑張ろう!と、決めました。
受かっても受からなくても、勉強はまだまだ続くのです。
私はお兄ちゃんに言いました。
これから2年間、公立中高一貫校を目指して一緒に必死に頑張ろう。
受かったら100パーセントあなたの努力。
落ちたら100パーセント親のせいにしていいからね。
合格までサポートできなかった親が悪いから。
どちらにしろ、勝負は大学受験なのだから、中学受検で人生が決まるわけではないよ、と。
我が家のスタンスはこんな感じなので、月額ウン万、2年間で総額150万オーバーな大手の塾に行かせるつもりは毛頭なく。
(正直、多額のお金をかけての2月3日午前の子供の一発勝負なんて、リスクが高すぎます)
塾長と面談を重ねて、リーズナブルだけど最低限の事を教えてくれる、某塾にお世話になることになりました。
4年生の冬季講習から通塾して、1月は国私立コースへ通い、2月から開講の公立中高一貫校コースへ進みます。
2018年12月。
やっと我が家の、遠い遠い公立中高一貫校受検への道がスタートしたのです。
受検を決めるまで③どうして塾に行くのか
ここまでのあらすじ
小4秋になんとなく受けた全国統一小学生テストで、思った以上に成績が良かったお兄ちゃん。
父と母は、家庭学習だけでなく、きちんと塾に行かせればもっと伸びるのでは・・・という欲がでてきてしまったのであった。
という事で、小学校4年生の12月は慌てて近隣の塾の資料請求と面談を行いました。
焦っていたのは親で、本人はいたってマイペースでしたが・・・
通えそうな範囲の塾の資料は全て取り寄せ、公立中高一貫校のコースがある塾の入塾テストを受けたり、学力診断テストを受けたり、体験授業を受けました。
土日はほぼ塾探しに潰れ・・・
そこで言われたのは、小5の2月から公立中高一貫校のコースが始まるため、今が通塾のラストチャンス、ということでした。
同時に、漠然と考えていた公立中高一貫校の情報も調べ始めました。
塾に行かなくても特別な対策をせずに、学校の勉強をきちんとこなしていれば受かる、という情報の古さにも気がつきました。
公立中高一貫校が開校して数年は、そのような子どもが合格した事もあったようですが、10年以上が経ち、適性検査の傾向と対策が見えてきて、一期生の大学進学状況も出揃ってきた現在、公立中高一貫校といえど、キッチリ受験勉強をしてきた子どもたちの戦いとなっていました。
実際に適性検査の問題を見てみると、学校にもよりますが、
・子供にはイメージしずらい抽象的な内容の作文 (というか小論文)を出題
→傾向に合わせたトレーニングが必要
・桁数の多い計算を短時間で解く必要のある問題
→安定した計算力が必要
・一見、解くのに時間がかかる問題に見えるけれど、中学受験で必須な特殊算を知っていれば簡単に解ける問題
→結局小学校の内容を超えた勉強をしていた方が有利
さらに、45分で解くには多すぎる適性検査の問題。
どれを解いてどれを捨てるか、そんな選択も迫られます。
これらの対策を家庭学習でやろうとすると、親が徹底的に過去問を分析する必要があり、しかも答えが1つではない問題の、点が取れる範囲を把握しなければなりません。
調べれば調べるほど、私達の手には負えなくなってきました。
せっかくここまで頑張ってきたお兄ちゃんを伸ばすためにも、受検の専門家である、塾の力を借りる事に決めました。
ですが・・・
塾って、お高いんですね・・・
次回に続きます。
自己流!作文の指導
塾の初めての適性検査型模試で、作文を1行しか書けなかったお兄ちゃん。
何をどう書いていいのかさっぱりわからなかったそう。
とにかく書くことに慣れさせなければ、と、私が作文コーチとなり、自宅での学習を始める事に。
慌てて作文の勉強をする、頼りないコーチです・・・。
参考にした本はこちら!
こちらは作文だけでなく、公立中高一貫校のなりたちや、求められている生徒像がよくわかるので、おすすめです。
ちびまる子ちゃんの作文教室 (満点ゲットシリーズ/ちびまる子ちゃん)
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こちらはお兄ちゃんに。
宮川さんの著書はこの他にもいくつか読みました。
また、適性検査の作文とは少し違いますが、私が昔から好きな作家さんの著書
論理的な文章というより、活き活きとした作文を書くには、という内容。
文章が面白くて楽しく読めました。
これらをミックスして、論理的に自分の意見を書くために、取り組んでいる方法をご紹介します。
①我が家では朝日小学生新聞を購読しているので、週の初めに、その中からトピックスをひとつ選び、原稿用紙1枚程度の作文をお兄ちゃんが書く。
②私が週末までに添削。
作文のルールが守られているか、論理が破綻していないか、表現がおかしくないかチェック。
③週末、添削を元にお兄ちゃんが書き直して1クール。
はじめてみて2ヶ月ほど経ちましたが、自分の興味のあるテーマなので書きやすいのか、あまり苦になっていないようです。
添削の時に、ついつい大人の目線で細かく表現を直したくなりますが、本人が書きたい流れはなるべく変えずに、どうしたらもっとわかりやすく伝わるのか、を心がけています。
お兄ちゃんは、作文の展開としてよく使われている「なたもだ」を基本として、書く事に慣れてきたようです。
※なたもだ展開
な「なぜなら」問題提起
た「たとえば」根拠
も「もしも」仮定
だ「だから」結論
体験の引き出しを増やして、書きたい事に合わせてうまく引き出せるようにトレーニングを続けたいと思います。
一年後、同じテーマで作文を書いた時に、成長が感じられることを願って。
4年生3学期の通知表
あっという間に4年生が終了しました。
いよいよ小学校生活もあと2年。
受検までは22ヶ月となりました。
受検を意識し始めたのが4年生の11月で、都立中高一貫校の内申点は5、6年生の評価が対象なので、(4年生からの学校もあります・・・)お兄ちゃんには、5年生からの本番に先駆けて、内申点を意識した学校生活をするよう、3学期は何事にも積極的に取り組むように指導してきた(つもり)です。
さて、4年生の3学期の評価は・・・
国算理社、すべての評価が3でした。
・・・
頑張れ!とはいったものの、きっちり結果を出してくるお兄ちゃん・・・
我が子ながら、本当によく頑張りました。
私も夫も凡人なので、こんなに良い通知表を初めて見ました・・・
音楽、図工は2の評価もあるものの、3の方が多いので、内申点の評価では3になるはずです。
苦手な体育も、積極的に取り組んだ結果が出たのか、2学期より3が増えました。
お兄ちゃんの頑張りをきちんと評価していただいた担任の先生に感謝です。
通知表の評価に慢心せず、
コツコツ頑張っていきたいです。
しかし、お兄ちゃんが頑張れば頑張るほど、「こんなに頑張っても合格しないのねぇー」と言われてしまうフラグのように思えてしまいます・・・。
内申点も良くて、
模試の判定もAなのに
当日の検査問題との適性が無くて
残念な結果に・・・
そういう子達を何人も見てきました。
適性がなかった、といえば
それまでなのかもしれないけれど、
合格を信じてコツコツ頑張ってきた
12歳の子供にとって
あまりにも残酷な現実です。
そんな不安を抱えながら、それでも一日一日、昨日より高いところを目指して。
不安を払拭する唯一の方法が勉強すること、だから。
公立中高一貫校・・・
我が家にはまだまだ高い壁で、遠いところに感じます・・・。