受検を決めるまで④目指すは国公立大学!
受検を決めるまでシリーズ
今回で最終回です。
さて、公立中高一貫校を目指すためにプロ=塾の力を借りようと思ったものの、周りに塾が多すぎて、決めるのが大変でした。
行ける範囲の大手塾だけでも、両手じゃ足りないほどです。
個人指導の塾を入れたら、星の数になるのでは・・・なんて大げさに気が遠くなりながら、塾に請求した資料と、かかってくる案内電話の対応に追われる母(私)
気になったいくつかの塾に話を聞きに行き、体験授業もさせていただきました。
我が家流、塾の選び方を
偉そうにまとめてみます。
ちょっと辛口な事も言います。
①必ず体験授業をするべし!
結局、通うのは子供本人なので、必ず体験授業に参加させて、校舎の雰囲気や先生の教え方を子供本人に体験させましょう。
友達が通ってるからココ!なんて言語道断です。目標を達成できる場所であるかどうかを親も慎重に見極めましょう。
②合格実績を比較するときは母数も見よう
志望校に強い塾にはノウハウがあるのは間違いないですが、何人受けて何人受かったのか、その母数も比較しましょう。某大手公立中高一貫校に強い塾は、占有率が高いですが、通っている子供の数も多いです。宝クジを買えば買っただけ当選確率が上がるのは当然です。
③塾に何を求めるのか。
家庭でできることもあるはず。
集団なのか個別なのか、学習の進め方、内容、テストの頻度、先生の面倒見、通える範囲か・・・などなど、選ぶポイントは家庭によって違うはずです。
お兄ちゃんは苦手科目が無く、家庭では教えることのできない、集団の中で戦う力を身につけさせたかったので、集団形式の塾を探しました。
すべてを塾に丸投げするなら、もちろん要求される金銭も上がります。
経済的な事も考えて、塾にどこまでお願いするのか、家庭でできることは何なのかも考えるべきです。
④コスパも大事
これは持論なのですが、
国私立と比較して、公立中高一貫校の合格は全く読めません。
模試がどんなにできても、内申点が良くても、適性型の問題は、まさに当日の適性があるかで決まるためです。
公立中高一貫校は倍率も高いので、現実問題、ダメだった事も考えなくてはいけません。
前にも書きましたが、我が家では家族で何回も話し合って、第一希望は国公立大学合格!と決めました。
どんな進路に進んでもいいように、進路が決まっていない今だからこそ、上を目指す必要があることを話し合いました。
センター試験に変わる入試方法が不透明な今、我が家の経済状況から考えて、今できることは、公立中高一貫校を目指して勉強すること。
公立中高一貫校に受かれば次は大学受験目指して日々邁進、ダメだったらトップ公立高校を目指して、公立中学でまた3年間頑張ろう!と、決めました。
受かっても受からなくても、勉強はまだまだ続くのです。
私はお兄ちゃんに言いました。
これから2年間、公立中高一貫校を目指して一緒に必死に頑張ろう。
受かったら100パーセントあなたの努力。
落ちたら100パーセント親のせいにしていいからね。
合格までサポートできなかった親が悪いから。
どちらにしろ、勝負は大学受験なのだから、中学受検で人生が決まるわけではないよ、と。
我が家のスタンスはこんな感じなので、月額ウン万、2年間で総額150万オーバーな大手の塾に行かせるつもりは毛頭なく。
(正直、多額のお金をかけての2月3日午前の子供の一発勝負なんて、リスクが高すぎます)
塾長と面談を重ねて、リーズナブルだけど最低限の事を教えてくれる、某塾にお世話になることになりました。
4年生の冬季講習から通塾して、1月は国私立コースへ通い、2月から開講の公立中高一貫校コースへ進みます。
2018年12月。
やっと我が家の、遠い遠い公立中高一貫校受検への道がスタートしたのです。