数学的なセンス?一年生のテキスト開始
4月に5年生になるお兄ちゃん。
算数と社会が得意ですが、ここまでの様子を見ていると、少し心配な事が出てきました。
数学的なセンスが無い・・・?
数をイメージする能力が欠けているように思います。
基礎問題は解けるけれど、初見の応用問題に弱いのです。
解き方の道筋も見えていないみたい。
今まで塾にも行かず、基礎しかやってきてないので当然なんですけど・・・
父塾の校長、父が探し出してきた参考書はコレ。
スーパーエリート問題集 さんすう 小学1年[新装版] (中学受験を目指す)
- 作者: 前田卓郎;糸山泰造
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2011/09/30
- メディア: 単行本
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スーパーエリート?!すごい名前(笑)
と笑った私とお兄ちゃん。
一年生の算数の問題を見て絶句。
・・・かなり難しい。
もちろん一年生の知識で解けるようにはなっているのですが、考え方が高学年レベル!
今は毎日数ページ必死で取り組んでいます。
このテキストは3年生まで出ているので、5年の夏までには終わらせたいです。
4年生だから一人で自習できるけれど、これを1年生に教えるのは相当の指導力が必要なのでは・・・??
改めて出遅れ感を感じ、中学受験の闇に触れた気分です・・・
受検を決めるまで②全統小テスト
ここまでチャレンジ一本でやってきたお兄ちゃんの現在の学力がどの辺りなのか、四谷大塚の全国統一小学生テストを受けると決め、ネットから申し込みをした小4の秋。
四谷大塚の校舎で受けることにしたため、テスト前に行われる、四谷大塚の保護者説明会やテストの過去問対策講座を勧められました。
もちろん全部無料!
保護者説明会は、昨今の中学受験を取り巻く状況を軽く説明、さらに四谷の指導についての案内。
主に、というかがっつり私立向けの内容でした。
軽い気持ちで参加しましたが、自宅学習で取り入れたい勉強方法もあり、全く知識がなかった私は勉強になりました。
全統小テストの時間配分や、大問1、2は基礎なので落とさないようにする、という話。
過去問対策講座は、子供が実際に統一テストの過去問を解いて、その解説を受けるというもの。
塾に始めて参加したお兄ちゃんは、算数のボリュームの多さにびっくりしたみたいです。
私もみてみましたが、これは圧倒的に時間が足りない・・・
解けそうな問題は落とさないように!
としか言えない・・・
そして本番。
算数は案の定半分くらいしか解けなかったけれど、大問1、2は丁寧に解けたとのこと。
国語は長文だったけど、最後まで解けた。
社会は学校では習っていない内容も出たようで、自信がない。
理科は好きなので、特に対策せず。
結果は受験した校舎に取りに行くので、親子で行ってきました。
結果は・・・
2教科偏差値60超え。
4教科でも50後半。
子供よりも親がビックリ。
四谷の先生も、家庭学習でここまで理解しているなら、この先も伸びますよ!と言っていただき・・・。
セールストークとはいえ、ここまでのやり方は、この子にとって間違いではなかったと確信しました。
そして、
いままで漠然と考えていた
「中学受験(検)」を
親子できちんと考えてみよう、と
いうことになりました。
受検を決めるまで①
実は、公立中高一貫校を受検することは低学年の頃から親子でなんとなく思っていたものの、塾に行ってまで受検勉強しようとは全く考えていなかったのです。
4年生の秋までは。
学校生活も頑張って、家でコツコツできる範囲で勉強すれば、私立は無理だけど、公立一貫校なら合格するんじゃないか、と思っていたからです。
だって、公立一貫校ってそういう生徒像を目指して作られたと思っていました。
ええ、私が。
塾で私学向けの、学校の範囲を超えた勉強をガツガツと学ぶ必要は全く無いと考えておりました。
学校の内申対策に、基礎力アップのベネッセの小学講座
適性、作文対策には応用問題の考える力プラス講座を受講していれば、6年生になってから単発で塾主催の公立一貫校対策講座を受ければ、適性があれば受かるんじゃないかな?と、考えていました。
今から思えば甘かった。
そして勉強不足でした。
その考えで小4の秋まで過ごしてきました。
私立を狙うお友達が3年生(2年生2月)から塾に通うのを横目に見ながら・・・
うちは公立中高一貫校狙いだから、そんなに勉強漬けにはならなくてもいいのよ、なんて考えていました。
ふと、
お兄ちゃんの学力レベルはどのあたりなのかな?と思い、四谷大塚主催の、全国統一小学生テストを受けてみようと思い立ちました。
CMで見て、一度やらせてみたかった、というのもあります。
思えばこのテストが我が家の転機でした。そして四年の秋に受けて本当に良かったです。
ギリギリスタートが切れました。
つづきます。
明暗を分けるものは・・・?
2月9日、都立中高一貫校の合格発表がありました。
お兄ちゃんは2年後に受検本番を迎えます。
今年受検されたご家庭のブログや各校のホームページに掲載された、合格者の受検番号を見ていました。
公立中高一貫校の壁は
とても厚いですね・・・
6倍という高倍率、合格者より圧倒的にそうでない者が多いという現実。
人生経験10数年の子供には辛すぎる現実。
間接的にですが、それぞれの現実を目の当たりにして、震えました・・・。
合格者の受検番号の飛び具合にも驚きました。合格者の前後30人いなかったりして、それだけで60人不合格ですものね・・・。
1つの学校のみ、しかも2月3日のワンチャンス。
過酷すぎます。。。
公立中高一貫校受検の難しさは承知していたはずですが、明暗を分けたものは一体何だったのだろうかと、悶々と自問自答しています。
受かる子の特徴、ありそうでなさそうで・・・
都立は特に、適性を見るなら面接も入れて欲しい!けど、人数多すぎて何日もかかっちゃいそうですよね。
我が家のしたい中学受験(理想論)
首都圏では今年の中学受験もだいぶ落ち着いてきた時期になりました。
公立中高一貫校はまだ発表されていませんが、私立はほぼ出揃った感じです。
我が家は公立中高一貫校一本で受検するため、私立は受験する予定はありません。
お試し受験もしません。
行く予定のない学校を受けるのは私達の本意ではないし、お金の無駄だからです。
この時期、私立を何校も併願して、第一志望に行けなかったご家族の悲しみや、受験が終わったからと、プリントやテキストを処分したり、ハメを外して遊んだり・・・というブログやツイッターを見ていて思うこと。
受験が終わっても、
勉強は終わりじゃないです。
我が家は、お兄ちゃんが公立中高一貫校の受検を決めた小4の秋、家族でたくさん話し合って決めたことがあります。
お兄ちゃんの第一志望は
国立大学合格だと。
そのために、どのような道を辿ればいいのか。
正解はひとつではありません。
公立中学→公立トップ高校ルート
私立一貫校ルート
公立中高一貫校ルート
戦争みたいな中学受験はさせたくない。
甘いのかもしれませんが、たった一度の小学校生活、必要以上に勉強させて終わらせたくない。
私立を狙うなら、お金も必要です。
我が家の経済状況を鑑みて、第一志望、国立大学を叶えるために、小学校の今努力できることは、公立中高一貫校を目指して勉強する、という選択をしました。
中学受検が終わっても、どんな結果にしろ、むしろ終わった後の方が大変なんだよ、とお兄ちゃんにも言い聞かせています。
そして、受検のために好きな事を我慢させない。それが私のポリシーです。
ゲームもテレビも漫画ももちろんいつやってもいい。
毎日の勉強するカリキュラムは親が管理しているので、今日の分が寝るまでに終われば、1日の中で遊ぶ時間も、自分でコントロールして欲しいのです。
性格もあるかと思いますが、お兄ちゃんはゲームもテレビも漫画もダラダラとやらなくなりました。
自分でキッチンタイマーをかけて、休憩時間を管理できるようになりました。
まあ、ここまで自己管理できるようになるには試行錯誤がありましたが・・・
と、理想論を語ってみましたが、実際の受検はどうなることやらです。
2年後、コロッと変わって私立併願しまくってるかもしれませんね。(?)
2年後の下見に行きました
東京の中学受験解禁日は2月1日。
都立中の受検日は曜日に関係なく2月3日です。
2019年の2月3日は日曜日でした。
本番の2021年は水曜日!
来年は月曜で学校があり、お兄ちゃんは本番の様子は見られないので、早起きして今年の志望校その1の様子を見に行きました。
夫とお兄ちゃんがね!!
私は風邪気味で寝ておりました・・・。
夫とお兄ちゃんから聞いた話でレポートいたします。
調べてみると、どこの学校も8時30分集合の、9時から検査開始。
(一部の学校は8時20分集合)
8時頃が生徒のピークかな?と
そのころに到着するように家を出ました。
最寄駅からは受検生と保護者が列をなして学校へ。
学校付近には塾の応援の先生たちが花道を作っていました。
今年はお天気も良く、電車の遅延もなくスムーズに来られたようです。
2年後もこうでありたい!!
早朝なので、ご近所の迷惑にならないよう、全体的に落ち着いた雰囲気だったようです。
受検生の塾のバックや来ていた塾の先生を見ていると、公立中高一貫校コースのある塾だけでなく、一般的に私立が強い塾に通っている子どもも受検しているようです。
具体的に言うと四谷やサピなど。
都立中は私立の併願校になりつつある現実がよくわかりました。
特に小石川なんかは御三家レベルの私学志望者の併願校になってますよね。
お金持ちは私立に行って欲しいよ・・・(ボソッ)
お兄ちゃんも、実際の受検の様子を見ることができて、自分も2年後はここにいるんだと決意を新たにしたようです。
2年後はどんな気持ちでここにいるのか、親子ともに楽しみです。
作文コーチに就任いたしました。
お兄ちゃんの通塾がはじまったものの、勉強の管理は本人任せにはできないなぁ、と改めて感じています。
しっかりしている計画性のある小4男子がどれだけいるのかわからないけれど、お兄ちゃんは、かなりのマイペース。そして失敗してもあんまり気にしない&後悔しない。
塾の勉強にかまけて、学校の宿題が適当だった!!
簡単な計算ドリルも間違いだらけ・・・
公立一貫校は小5からの内申点が評価対象なので、小4の3学期は今までより下がらず、むしろ1つ2つ上げたいところなのに、日頃の生活態度がこれじゃ下がっちゃうよ!!と言い聞かせてる・・・けど。本人がどこまで本気で取り組む気があるのか、さっぱりわかりません。
ところで、我が家では、塾の勉強の進捗や弱点克服のための勉強は夫が管理しています。あと英語の勉強も。
名付けて、父塾。
私は、ベネッセ系(小学講座、考える力プラス講座、作文講座)の管理と丸つけ、復習担当だったのですが、
夫と話し合い、作文の対策も兼任(?)する事になりました。
ちなみにお兄ちゃんの現在の作文レベルは、塾の無料の公立一貫校オープン模試で、適1の作文が1行しか書けなかったレベルです。そこからかい!!
ということで、指針となる作文の参考書を調べる事に。
中身を見ないとわからないので、大きい本屋さんに行きたい今日この頃です。